Windows Updateのドライバだから信じた

レトロPCに限界のOSを入れる、主にできるだけ新しいWindowsをインストールすることに情熱を傾けていると、デバイスドライバが適用されないデバイスに出会います。不要なら放っておいてもいいのですが、なんとなく気持ち悪いので極力ドライバをあてる努力をします。

指紋認証のドライバとディスプレイドライバにマークが付いています。Biometric Coprocessorというのが指紋認証のドライバ名です。Windows 10のときは動いていました。Windows 11にしたあとに再インストールしたのですが、なぜか動きません。使わないし何が動いていないのかがわかっているので放置しています。

WindowsをインストールしてからWindows Updateが自動的に導入するドライバについては、提供者はメーカーで配布がMicrosoftという形式になっていると思います。最初は不明なデバイスでも、Windows Updateに接続後、不明なデバイスにも対応するドライバが見つかっていきます。もちろんそれを期待しています。なにしろメーカーサポートページにThinkPad X60用Windows 11対応ドライバなんてあるわけがありません。

探さなくてもMicrosoftお墨付きのデバイスドライバが自動的にどんどん導入されていくのです。少なくともWindows Update経由で配布される以上、正体不明の野良ドライバよりは信頼してよいだろう、と考えていました。逆に不明なまま取り残されたデバイスのドライバは、デバイスマネージャのハードウェアIDをコピーしてネットでくまなく探す旅に出ることになります。

Windows 10のときは問題が無かった

先ほどのデバイスマネージャの画面、その中のディスプレイドライバについてです。Windows 10のときもWDDM 1.0ドライバが適用されていました。とくに問題を感じていなかったのは、使い込んでいなかったからだと思いますが、そもそもX60にビデオ性能を求めていないし、せめてニュース記事の動画を再生することが出来れば問題なかったわけです。そして実際の使用に問題はありませんでした。

Windows 11をインストールして軽量化しようと考え始めたところで問題が発覚

AIに教わった軽量化のツールをダウンロードし、Edgeブラウザのダウンロードメニューでダウンロードした実行ファイルを直接開きました。Windows XP時代には、よく”止めてもいいサービス一覧”なんて記事を見ながらカスタマイズしたものです。基本はそんなに変わっていないだろうと思いつつ、親切にも止めても安全とか注意とかのマークを見ながらあらかじめChatGPTと止めた方がいいよ、とお勧めされたサービスを止めてみました。Youtubeも再生できるしExcelも動きました。そんなこんなでメモリの残り具合をみたりして順調だと思っていたのです。

一旦O&O ShutUp10を閉じて、またダウンロードメニューから今度はO&O AppBusterを起動します。SSDがお試し気分で買った128GBのものなので、容量が心もとないこともあって不要なアプリは消そうと思っていたからです。メモリーの空き具合をタスクマネージャから見て、もう少しメモリーを開けられるかと思いながらもう一度O&O ShutUp10を開こうとエクスプローラーを立ち上げました。するとエクスプローラーのタイトルバーは出るものの、その下に出るはずのツールバーがありません。

フォルダーウインドウにも表示がありません。普通ならクイックアクセスが表示されると思います。はじめはエクスプローラーがフリーズしたのかと思いました。ところが左のフォルダ一覧(ナビゲーションウインドウというらしい。フォルダツリーじゃないんですか?)からホームは表示できないもののローカルディスクの中身は表示されます。不完全ですがフォルダをたどってカスタマイズツールのあるダウンロードフォルダまで移動することが出来ました。ツールを起動することもできます。

ChatGPTに相談してみる

ThinkPad X60に無理やりWindows 11をインストールした副作用でしょうか?でも別のCore 2 Duoマシンにインストールしたときはこんなことはありませんでした。2つのツール O&O ShutUp10とO&O AppBusterを使った結果が良くなかったのでしょうか。ChatGPTにツール使用後におかしくなったと質問したところ、

  • Windows Search Serviceの停止
  • Storage Serviceの停止
  • State Repository Serviceの停止
  • Connected Devices Platform Serviceの停止
  • AppX Deployment Serviceの停止
  • DCOM Server Process Launcherの停止

これだけの項目で、停止するとエクスプローラーだけでなくスタートメニューや設定でも不具合が出る場合があるとのこと。一度にこんなに止めた覚えはありません。Windows Searchはバックグラウンドで動くのでメモリーを消費すると言われていたので真っ先に止めてましたが、一旦元に戻しても治らず。こんなに不具合出る可能性があるならいよいよサービス停止してメモリーを稼ぐ作戦も考えないといけません。

さてどうしましょう。Edgeブラウザでダウンロードしたツールを直後に直接起動していたので、ファイラーに不具合がでていることに気が付かなかったのはともかく、こうなるとX60に問題があってWindows 11で表示関連のトラブルが出たのか、いじくりまわしておかしくしてしまったのか分かりませんが、X60の問題なら常用は難しくなります。おとなしくWindows 10に戻した方がいいかもしれません。ひょっとするとO&O ShutUp10でいじりすぎたのが原因かもしれないと自分の作業を疑いはじめました。

OneDriveが原因?

”OneDriveをアンインストール+OneDriveサービス停止でエクスプローラーのホーム表示がフリーズする場合があります”。これも違いました。OneDriveは余裕のあるPCなら使うほうがいいと思ってますが、X60ではレスポンスも悪いしメモリも節約したいので止めようと思ってましたが、まだ着手していませんでした。

Windowsのサービスを止めすぎているかも?

エクスプローラーが完全にフリーズしているのではなく、フォルダツリーを選ぶと右のペインに表示はされるとChatGPTに説明、

“「アドレスバーやツールバーが丸ごと表示されず、クリックすると右ペインだけ復活する」のであれば、サービスというよりもエクスプローラーの新しいUIを構成するコンポーネントに問題が起きている可能性が高いです。”

ChatGPTによると、エクスプローラーの表示方法がWindows 10とWindows 11では変更されていて、

  • State Repository Service(最有力)
  • Windows Web Experience Pack関係
  • Shell Experience Host
  • ExplorerPatcherやViVeToolなどでUIを変更した場合

でトラブルになる可能性とのこと。エクスプローラーを開いてAltキーを押すとファイルメニューが出るか?(出ない)、タスクマネージャで一旦エクスプローラーを止めて再度起動すると改善するか?(しない)、などの質疑応答が続きます。

正解をスルーしていたことにあとで気づく

”以前、「2GBメモリで動くWindows 11を目指す」という話をしました。その際、もし私の提案に沿ってState Repository Serviceや関連サービスまで無効化してしまっていたら、今回の症状が説明できます。”

State Repository Serviceは止めていませんでした。確かにWyse 3040の件で相談しています。ChatGPTもよくその件を覚えてましたね。でもまだそこまでやってません。つぎに、

  • State Repository Service:実行中
  • 左ペインは動く
  • 右ペインは一度クリックすると表示される
  • アドレスバー・コマンドバーだけが完全に消えている

”という組み合わせは、ExplorerのUIホストが正常に初期化できていない状態に見えます。”

”一番疑わしいのは「Windows Search」です”

再度Windows Search Serviceについて言及。これもすでに起動しているので無罪でした。サービスを停止しただけなのか、スタートアップでサービスを無効にしたのかを疑われました。Windows Search Serviceを起動できていないんじゃないかと考えているようです。イベントビューアーでエラーが出ていないか、”特に SearchHost.exe が出ていると、かなり決め手になります。”と言っているので間違いありません。

直接 control.exe を起動してくれと頼まれます。ここの表示は確かにメニューとかがありません。表示が正しければ ”コントロールパネルが正常に表示されるなら、Explorer本体ではなく、新しいUI部分だけが壊れている可能性がさらに高まります。”と言っています。

とうとうお願いされた

”私からのお願い 前回の軽量化で私が「止めても比較的安全」と挙げたサービスが、X60という特殊な環境では予想以上に影響している可能性があります。サービスを無効化した一覧(スクリーンショットでも構いません)があれば、それを見ればほぼ原因を特定できると思います。”

なにをやらかしたのか気になりますよね。自分も誰かにアドバイスしたことが原因でなにかおかしくなったらそりゃ根掘り葉掘り聞きますよ。結果これも止めたサービスを正しく起動出来ていたので問題はありませんでした。

”Windows Searchを元に戻しても改善しなかったので、サービスよりもホームのキャッシュやデータベースが壊れた可能性があります。” ”explorer.exe C:\ を実行してみてください。もしこれでも上部が表示されなければ、ホームだけではなくUIコンポーネント自体の問題です。”

徐々に核心に近づく

エクスプローラーでF11を押すとフルスクリーンとウインドウを行き来することができます(どのウインドウでもそうなります)。フルスクリーンにしてもメニューは表示されません。”エクスプローラーの「上部UI(タイトルバー・コマンドバー・アドレスバー)」を担当するコンポーネントが読み込まれていません。” ”私が一番疑い始めたのは「ExplorerFrame.dll」やUIの登録状態です。Windows 11のExplorerは従来のWin32だけではなく、新しいXAML UIを重ねています。そのため、サービス停止が引き金となって、一部のコンポーネント登録が失敗した可能性があります。”

やっぱりサービスの停止がきっかけというか原因なんでしょうか?これは直せる可能性が下がりました。ChatGPTも同じことを考えているようで、

sfc /scannow

を管理者で実行、「整合性違反を修復しました」と出たら再起動して

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

を実行とのこと。Windowsの自動修復にまかせろ、ってことだと思います。

”ここまでの症状を見る限り、「Windows Searchを止めたから」という単純な話ではなさそうです。” 自分もそう思います。これがX60だとWindows 11が動かない理由だとしたら仕方ないとは思いますが。

あとでChatGPTとのチャットのログを見ていると、こんなにヒント貰ってたんだなー、と思いました。それでも前提条件が間違っているのでChatGPTの回答がサービスの停止を起点にしているのがよくわかります。読んでくださった方はわかると思います。赤い部分がヒントです。かなり前からヒントがちりばめられています。

ChatGPTはWindows 11インストール直後は正常(とは伝えてません)、ChatGPTのお勧めに従ってO&O ShutUp10を使いWindows Search Serviceを止めたことでトラブルになったと思っていたようです。自分はツールの問題でもなくて、サービスを適当に止めすぎたのが原因だと思ってました。ですので DISM コマンドでシステムファイルを修復すればなおると思ってました。

時間をかけて何をやっても直らない、事態はより深刻な状態になっていきます。

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